6/13/2008

オリンピックで見るグラフィックデザインの歴史。

もしかしたら、「オリンピックのデザインを通して国柄と歴史を見る」という行為が、ワタシの一番知的な趣味かもしれません。

並べてみると、すごい面白い!でしょ!?





モスクワ、ロス、ソウルと、なんか「らしい」デザインですね。





東京は亀倉雄策先生がデザイン!ローマからみると飛躍的にモダナイズしてるね、やるな。


おおおおおおおおおおー!!



ミュンヘンはあまり進化してないような、50年代のモダンタイポグラフィからあまり変わらない、でも50年代にこの路線を生んでたドイツ・スイス系グラフィックはすごいね。逆に今っぽいぞ。





総括:メキシコはやはり天才的、行きたい国No.1の地位は間違いではないね。


ちなみにデザインはランス・ワイマン。オサレ家具で有名なジョージ・ネルソン事務所出身。
だから当時の世界最先端よりまた2歩くらい先に行ってた感がありますね。

彼の人生最大の功績はピクトグラムを作ったこと。
公園やオリンピック中継の画面にでる競技種目を簡単な絵にしたヤツ、どの国の人も種目がひと目でわかるようにね。

40年前のピクトグラム、今回のスピード水着も例にもれず、オリンピックのたびに世界に新技術がお披露目されるわけですな。

たのしみですな。

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