5/23/2008

イルマリ・タピオヴァラ


ヤフオクで検索してたら出てきた、希望落札39800円というのは昔の相場から見ればお買い得だ。
ただしその値段が1950、60年代のフィンランドではごく普通の家庭用椅子だったことを考えれば、価値観によりさまざまだとおもうけど、そんな事いったら何も買えなくなる。


この人はどの家具も基本座面がお尻みたいな作風だ、テーブルも。2枚の板を組み合わせる。


シャルロット・ペリアンとこの人だけに思うことは、このシェイプ(角の丸さ)なんかは、木の気持ちになれば「この削り方なら許してやるわ」みたいな、とても自然なシェイプをしている、かといって自然を模倣したような形でもない。

1950年代の食卓がうらやましいですな。

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